/
  • Streaming + Download

    Includes unlimited streaming via the free Bandcamp app, plus high-quality download in MP3, FLAC and more.
    Purchasable with gift card

      ¥2,000 JPY  or more

     

1.
翳す白い手に 冷たい雨粒一つ 君の肌伝う その度に 「泣かないでよ」 落ち込む空に また呟いて 「約束だよね」「約束だから」 俯く花は 何度も顔を上げて笑って見せた  雨に濡れた目を 擦りながら 「僕は行くから」 夜明け前 4時のこと 本日ハ晴天ナリ 白む明けに雲 僕の心模様 気づかずに向けるその顔に 「忘れないでよ」 落ち込む空に また呟いて 「約束だよね」「約束だから」 俯く花は 何度も顔を上げて笑って見せた  雨に濡れた目を 擦りながら 「僕は行くから」 夜明け前 4時のこと 本日ハ晴天ナリ
2.
星の残滓が藍に滲むように 耳澄ますAM.2:22 吐いた、紫煙の行方を誰も知らないように 君の顔すらもわからないままだ 壊れる揺れる視界 凍える空気を切って踊った まだ、足りない色を探す 雲間の先に 流れる零す涙 冷めた感情と混ざって もう、見えない僕の足元 「どこにも居場所はないよ」 空を閉じ込めて、海にはさよならを 藍した君には何を送れば良い? ねえ、消え果てるまで踊り続けるから 星空の波に揺られるまま一緒にいてよ 藍されたかった いつもここで泣いているんだ、取り柄のない僕は 強い音で掻き消してよ、僕を 藍されたいよ 月の明かりが子守唄みたいに 滴る夜露、一粒「覚めないでよ」 風に舞うスカートをぐるりと、笑みをこぼして 薄れていく姿が焼き付いて離れない 過去を閉じ込めて、明日にはさよならを 藍した君には何を思えば良い? もう、消え果てるまで踊り続けるから 月夜の夢に揺られるまま連れて行ってよ ねえ、誰か見つけてよ、一人ぼっちの僕を なあ、誰か見つけてよ、二人ぼっちの僕らを なあ、僕を愛してよ 煩い音で  してよ、僕を 藍されないの 瞬き広がる幾億の光に貫かれる 星が満ちる夜に 星が満ちる夜に 存在の欠片を散りばめながらも歌い踊り続ける 踊り続けるのだ 踊り続けるのだ、藍されなくとも
3.
鼓動に耳を澄まして さざめく波を置き去りにした あと少しの勇気と抱えた泡立つエモーション ゆらゆら漂う僕は 意味のない言葉を並べてみる どれだけ深く潜れば君に触れられるの 昨日見た夢の空想論 笑い飛ばされたって きっと絶対やれるんだって 馬鹿んなって突き進むんだって 臆病な君はいつも「怖いんだ」って だけど 僕は前を向いていなくちゃいけないんだ 朝焼けの空に描いた 明日は青く染まっているのかな 君がいない まだ届かない 擦り切れてしまいそうな夜に 透明な水面に波打つ4つのリズム ここが終わり?今が始まり? どうかきっとそこで待っていて 沈んでいこう僕と君で 真夜中 零れる感傷 ふとよぎる あの日のオト モノ ヒト ガラクタを集めて心に詰め込んでいた 想像上今日をシミュレーション 何度倒れたって パッとサッと吐き出しちゃって ボロになった手で拭うんだって 凡庸な僕は今も「無理だ、もう」って そんな 嘘をついて逃げようとしてきたんだ   夕凪の空に重ねた 今日はうまく笑っていられたかな 君といたい もう戻れない 凍えてしまいそうな朝に 想像を超えるような湧きあがる魔法のメロディー 僕と二人 ぎゅっと手を繋ぎ どうかずっと夢を持っていて 飛んでいこう僕と君で 朝焼けの空に描いた 明日は青く染まっているのかな 君がいない まだ届かない 擦り切れてしまいそうな夜に 透明な水面に波打つ4つのリズム ここが終わり?今が始まり? どうかきっとそこで待っていて 沈んでいこう僕と君で 沈んでいこう 沈んでいこう
4.
わかっていた 温い風、息と溶けて 過ぎ去る日々を求める意味はない 空を無為に見上げて 「流れる雲になれたらいいのに」 綺麗な言葉だけ選んで繕ってさ まだここで涙零してさ 「そんな声で何が出来るの?」 震える足は進まない 届かぬ空に価値はない もうどうしても夏は眩しくて 君の手を握りしめてた 震える声は響かないけど 変わる景色の半歩先 泣いているから あの日君と二人で見た海も 母が毎夜泣いていた理由も 全部忘れていくから 夏が攫っていくからさ 今日も生きて明日も生きる意味も 父がくたびれて眠る理由も 全部忘れていくから 夏が泣いているから 泣いているから 笑っていた 木漏れ日、返す残滓と 八月の茹だる日々が懐かしくて 僕はいつも一人で また明日の君に恋い焦がれて 綺麗な言葉だけじゃ、もう変わらなくて 嘘に塗れ、そこで塞ぐんだ くだらない虚勢で満たしてさ 明ける前、時計の針は今 交わらない僕の裏表 透明な瞳刺して 暗い海の底を暴いて 暮れる前、溶ける空と雲 泣きたくなる赤と青の世界 あの日君と二人で見た海も 母が毎夜泣いていた理由も 今日も生きて明日も生きる意味も 父がくたびれて眠る理由も 泣いているから あの日君と二人で見た海も 母が毎夜泣いていた理由も 全部忘れていくから 夏が攫っていくからさ 今日も生きて明日も生きる意味も 父がくたびれて眠る理由も 全部忘れていくから 夏が泣いているから 泣いているから
5.
締め切った窓 明かりの点かない蛍光灯 怖がり屋のリリィはそこで泣いていた 陳列されたハダリー 記憶の中のゲバルト 乱反射したプリズムがここの答えだ 嘯く兵士 翻った白衣 「泣いてる君はエヴィータ?エヴィータ?」 黒猫のぬいぐるみはまだ鳴かなくて 壁に一つ傷を増やした 期待しない心で 痛い 見ないで私をもう 返してよ 返してよ 値しない存在 大して意味もない命を 繋いでた 拙い言葉 簡単に失くしたんだ 散々な最期を ずっと ずっと 夢を見ていた 捨てられないフィルム 踊っているフェアリー そんな そんな くだらないお伽噺  愛されていたい 許されるのならば永遠に   祈り続けることは 救われないのだろうか 痩せこけた膝を強く 抱きしめて 抱きしめて 眠った 明日になったらまた 幸せな話をしようね 反転した世界 閃光 ノイズ 止まる時の中 半透明な色に飛び込んでみたいの 今すぐに 煌めいた めいた星屑の一つを指先で撫でた 「ママに会えたらキスをしよう、そうしよう」 見慣れない青 歪んだ風景 0と1   耳の奥で鳴る電子音 嗄れた声の意味 締め切った窓 明かりの点かない蛍光灯 怖がり屋のリリィはそこにいないのに 期待しない心で 痛い 見ないで私をもう 帰してよ 帰してよ 値しない存在 大して意味もない命に 縋っていた 煩い言葉 簡単に失くしたんだ 散々な最期を ずっと ずっと 夢に見ていた 捨てられないフィルム 踊っているフェアリー こんな こんな 或る少女のお伽噺 
6.
「愛されたい」と泣いていた 誰かがずっと嗚咽漏らして 午前六時アラームの音 昨日と今日の境目は曖昧だった    深い水底に沈みたい もう一切何も聞こえないように 「海が綺麗だろう」って 九月が泣いた 九月が泣いた 明日なんていらない ただ、ただ、今だけは 両の手から零れる青を 夢を 壊さないでよ  連れて行かないでよ ねえ  愛されたいのは僕だってわかってたんだよずっと 全部独り言なんだ 迷惑だったよね 「ごめんね」 いいだろう もういいだろう 傷ついた身体で歩くのはもう嫌だ 疲れたんだ 「海が綺麗だろう」って 九月が泣いた 九月が泣いた 遠くに見える明日に手を振った
7.
こっそりお家を抜け出して 夜の世界に潜り込んだ 右手に花を握りしめて ワンピース翻しあの光へ 草木は囁き 小鳥は夢の中 私は一人ここで泣いているの 「ねえ、教えてよ」 まだ呼吸を潜めてえずくのは 月が私を見ているから 青い光に胸を刺されて 流れ出す痛みと踊っているの 私の大事なお友達 赤いお目々のうさぎさん 今日も動かないの 毎日ご飯もあげてるの ママは泣いてばかり パパは遠くへ行ったの 私は一人ここで遊んでいるの 「月が笑って見えるよ」 咲いて 砕けて 見えない 知らない まだ呼吸を潜めてえずくのは 月が私を見ているから 青い光に胸を刺されて 流れ出す痛みと踊っているの あの光の向こう、苦しみの先 いつか私も飛んで行くから 赤い命をまだ零しながら 溢れ出す涙を抱いて眠るの
8.
このままでいたいなって強く思うくらいの人並みの何か 僕は持っていたんだろうか  深い深い海に沈んでいくような冷たさと窮屈感を 愛と呼ばなきゃいけなかった 痛みは 無い 無い 無い  無いはずだから笑顔は絶やさない いつでも もういいかな 明日の自分にはもう期待はないから 無駄だったんだ 死んでしまいたいと思うくらいの あの日は本当に最低だと呼べるほどだったんだろうか 高い高い空を見上げているような 矮小さと無力感を夢と呼ばなきゃいけなかった 君の顔だけが浮かぶよ 何もない僕にも残っているもの 変わらない温度だけが 僕には必要だったんだ 君だったんだ
9.
湿った夜とグリッター この手にまだ残る温度は 凍る吐息、「もういいよ」 喧騒に埋もれる もうどうなったって僕ら あと何度笑えるの? 青の匂いにまだ 縋っているから ガラス越しのリリック 曖昧なユーピテル 思い出してよ、沈む残響 許されたくないイノセンス 置いていったバラッド リフレイン、あの声 「ねえ、忘れてるの?」 色褪せる言の葉が 遠く海に記憶を運ぶの 凍えているままで今 指先でなぞる涙の跡 哀に溺れてるんだ 曇った空に祈った この手にまだ残る残滓も 消えちゃうから、「もういいや」 幻想に溺れる もうどうなったの?僕ら あと何度傷つくの 君の匂いにまだ 縋っているんだよ ほら、最終章で名残惜しむような悲しみの余韻だけ 寄り添う温度で浸っていれる抽象的なエゴイズム きっと君を信じられないや 弱い僕のラストは  安物の感情で満たすカップみたいな最期なのかな 色褪せる君の目が 鈍く僕の痛みを乱すの 凍えているままで今 指先でなぞる涙の跡 きっと捨てきれないや 色褪せる言の葉が 遠く海に記憶を運ぶの 凍えているままで今 指先でなぞる涙の跡 哀に溺れてるんだ
10.
高架下、ノイズ、沈む街 染め切った鈍色  街灯に群がる翅、僕はまだここで待ってる  横切る黒猫は気づかない 今日もひとりぼっちだ 路地裏で仰ぐ空 雲 でも 夜は長い ふと思い出す、夏の匂いをすぐ振り払って 駆け出す先は太陽の沈む先 ああ そういえばあれは一月も前のことだった 「どうして」君を待つ、九月の夜 硬化した心、溶かせずに震えだす声色 病棟の七階 冷たい夜に ねえ手を握って 遮るのはエゴ 滲む街 今日もひとりぼっちだ 歪む視界は 黒 白 でも 君はいない ああ そういえば僕は死んでしまっていたんだった  「どうして」君を待つ、九月の夜 触れた 曖昧に意味を ずっと待ち焦がれてしまって 君のその瞳のせいにしたいよ くだらない僕の生の証明 「つまんないね」
11.
最後だって言い聞かせた ただ君だけが輝いて 私の物語は 映らないな、まるで影みたいだ     止まらない自意識 ぼやける輪郭に手を伸ばした 薫る紫煙、掠れた 戦ぐ風にさらわれて行く 私には何もない 繰り返すテープレコーダー 停止の文字を押せなかった 期待、未来、一つ、二つ、消えていって  形だけが残って 温い 否定の温度で 愛されない命を繋いだ 変わんない 伝わんない lonly 2AM 一人、目を瞑ったんだ 「たったひとつ 許されるのなら」 ありえない未来に夢を乗せた 突き刺した 心に告げる 「君の言葉全部詰め込んだよ ここに ここに」 モノクロに滲む世界 「見えない誰かに縋る私なんて 嫌いだ 嫌いだ 嫌いなんだ」 騒がしいノイズ 乱暴に殺めたシンパシー 端末のスイッチ ON OFF の無義行為  赤い箱を開く 沁み入る12mg 咳を一つ、空へ消えた  苦い、想い、三つ、四つ 積み重なって さよならだけ募って 温い 否定の温度で 愛されない心を冷ました 変わんない 伝わんない lonly 2AM 一人、目を   透明になれない 「誰も見てなくても描き続けるんだよ、ずっと」 曖昧な言葉で綴った 「最初で最後の君だからもう忘れない、忘れられないよ」 Ah 既読もつかないや 明日も生きてかなきゃ 最後に私の#NAME?を呼んで 突き刺した 心で告げる 「君の言葉全部詰め込んだよ、ここに! ここに!」 シロクロに滲む世界 「見えない誰かに縋る私だから、少し、少し 進めるんだ」
12.
ダリアの笑顔 左の目 三月のウサギは甘い嘘を ダリアの笑顔 左の目 十二の心臓で 一つの愛を 淡い恋のように 文で交わす言葉を 真に心で伝えても 月が笑う。月が笑う。 くだらない命を遊び捨てるの 昨日も明日も 腫らした目を擦る ああそうだ私の ワンダーランド プラスチックの海で泳ぐ魚 夜に泣くアネモネが滲む ああ 触れた傷「痛くない」「痛くない」 言葉だけ虚しく響く 私の意味を答えてよ もう 夢なら覚めてるの 「繰り返す祈りの果てに見えるの?」 過去も未来も 伝う涙と嘘、ああそうだ私の ワンダーランド くだらない命を遊び捨てるの 昨日も明日も 腫らした目を擦る ああそうだ私の ワンダーランド 「繰り返す祈りの果てに見えるの?」 過去も未来も 伝う涙と嘘、ねえ、私を  救ってよ ワンダーランド
13.
愛灯歌 03:09
離れて揺れる灯火 滴る善 只の哀に触れて 惑う裁可「及ばずとも」 伏した心火、盛る 一二三と罪の数まだ燻ぶ 「あなたの顔が今も消えなくて」 四五六と『逢い』の数もう叶わず 「黄泉の桜と舞え」と誘われ 一二三と瞳を 四五六と祈りを カラカラと鳴る風に笑う花を手折る指先 「あなただけだ」「あなただけだ」と云う声は震える 赤い匂い 「咲いて」まだこの想い流れる儘に砕ける命 「眠るだけだ、また逢えるさ」と捧ぐ詩に込める この愛灯歌 見つめて揺れる眼が 滴る赤 只の愛に触れて 惑う心「及ばずともここに真価、残る」 一二三と罪の数まだ燻ぶ 「あなたの顔が今も消えなくて」 四五六と『逢い』の数もう叶わず 「黄泉の桜と舞え」と誘われ 一二三と瞳を 四五六と祈りを 火文と言葉を 死頃と命を カラカラと鳴る喉に襲う雨が手折る指先 「あなただけだ」「あなただけだ」と云う声は聞こえず 赤い匂い 「裂いて」まだこの重い身体儘に砕けて命 「眠るだけだ、また逢えるさ」と捧ぐ詩に込める この愛灯歌 願うよりも言葉を聞かせてよ あなただけに伝えたかったよ
14.
拾い集めて まだ拾い集めてる 私の一欠片 ぐちゃぐちゃな自意識を 腫れた傷痕を抉るように 沈む黒い火花散らして 淀みに滲む目にも映らないイメージの青を またその手で殺して、深くえずくの この痛みすらただ忘れてくの 言葉さえ失ってさ 偽物の感情では伝えたい想いもない 怒りすらただ掠れてくの あなたの指が離れていく前に ロベリア一束 枯れる命を集めて まだ明けない夜の街 煌々と瞬くそれらの光には意思はなかった 私たちの明日の為ではなく、ただ生命の残滓を喰らい尽くして 一つ、また一つと今日を終わらせていく。 私の掌にはちっぽけな感情が残って またその手で殺して、深くえずくの この痛みすらただ忘れてくの 言葉さえ失ってさ 偽物の感情では伝えたい想いもない 怒りすらただ掠れてくの あなたの指が離れていく前に ロベリア一束 枯れる命を集めて 機械に溢れている 御伽の夢の中で 僕と君はまだ 幸せな話を 「ねえこっちの世界では愛で溢れているの?」 泡沫の幻を信じていたいからまだ 今でも探しているのは 過去に置き忘れた失意の在り処だけど 紛い物だろ それも無駄だったんだろ これから見つけ出すのは 明日に見えそうな曖昧な言葉だけだ 紛い物だろ それでも愛されたかったよ あなたがまだ私を覚えているならそこには意味があった 長いこんな話は終わりにして眠ろう二度と覚めないように
15.
Delete 03:50
熟した痛み、優しい嘘 古惚けていた、絵の中 溶けだしていく幻想の花 まだ手折れない 彗星の尾に滲むのは 二人、あの頃の温もり 泣いている少女の消える影 一つ、二つ、数えてみる 「くだらない祈りだ」 三つ鳴らした、雨の後 忘れられない約束をしよう 醒めない身体、最初の物語を 「消えない言葉で綴ってほしい」 揺らぐ意識、最後に物語を  「からっぽな瞳で 錆びた心で 朽ちた身体で それでも、生きたいと願うの?」 飾れられていた曇った街 透かして見た、絵の中 宇宙の始まり、眺めながら ディナーを食べよう 映画の終わりのその先までずっと 涙、流さずに君と寄り添いあって 繰り返されないお別れをしよう 冷めた珈琲に甘い赤い色 「幸せな貴方に嬲ってほしい」 濡れた視界を彩る青のパレード 夜を切り取って 訪れない昨日に 途切れないチャプター15 「帰りたいの? 」 「笑ってみせて」 もう一回目を醒まして 無かったことにしないでよ ねえ すり抜ける風の音はもう過ぎ去った 「明日の今頃はどんな顔で生きるのかな」 「忘れないよね?」
16.
F/farwel 03:34
青い風が頬を撫でる温度 許されたい僕の声も攫って溶かして 壊れたものはもう色褪せすぎて霞んだ 身に覚えのないそれを握りしめて   歪んだ視界、もう意味のない僕を 消し去る呪文を一二の三で放てよ 散る花の如く真白になれば世界は少し綺麗だろう 目を伏せて泣く君の顔がまだこびり付いて辛いから さよならだけじゃ足りない、この感情を投げ捨てるなら終わってくれよ 温い雨が僕を叩く速度 今はその甘い罰がただ心地よくて 壊れたものはもう砕けて戻らないから 思い出せば痛む景色を振り返らぬように 荒んだ想いも、意味のない約束も、消し去る魔法を一二の三で唱える 終わる世界のように真白になれば心はきっと晴れるだろう 目を伏せて泣くのは僕なのに君が受け止めてくれるから さよならだけはできない、この感情が届いているなら笑ってくれよ

credits

released January 1, 2022

license

all rights reserved

tags

If you like 紙崎ねい(Nei Kamisaki), you may also like: